こっくん道場

南の島から東大に来た僕が日々思うアレコレ

投資で勝つために知っておくべき最低限の常識

「株で勝ち続ける人の常識 負ける人の常識」(KADOKAWA)という書籍を読んで、思ったことや学んだことを共有したいと思います。

この本は、野村證券グループの投資ファンド運用会社で投資業務を担当された加谷珪一さんが書かれたものです。

こちらに、加谷珪一さんの詳しいプロフィールや書かれた記事等が載っていますので興味がある方はぜひ。

まず、この本をおすすめしたいのは下記の通りになります。

この本を読むのをおすすめしたい人

✔️投資には興味あるが何から手をつけたらいいか分からない人。

✔️テクニカル分析こそ至高だと思っている人。

✔️ファンダメンタル分析こそ至高だと思っている人。

✔️マクロ経済分析は時間の無駄だと思っている人。 

この本ではタイトルの通り投資に負ける人の常識と勝つ人の常識が並記されており、前者を捨て後者を持って投資をしていくことが勧められています。

投資初心者が最も読んで新鮮さを感じることが多いと思います。ただ、ある程度投資の経験を持っている方でも気づかされる点があるかもしれないので今度書店でちらっと立ち読みでもされてはいかがでしょうか。

個人的学び

まず、全体を通して個人的に印象に残った内容に関して列挙したいと思います。

「マクロ経済分析」「ファンダメンタル分析」「テクニカル分析」のいずれも欠けてはいけない。

投資銘柄選択の基本フロー:①勝率を上げるべくマクロ経済の知識を使って全体の経済状況を把握し、②ファンダメンタル分析で個別企業の動きを掴んで対象銘柄を絞り込み、③買うタイミングを把握する局面でテクニカル分析を活用して投資家心理を読み解く。

とあり、テクニカル分析はあまり意味がないと思っていたこっくんにとっては新鮮な意見だった。また、マクロ経済は一通り学んだが完全に抜け落ちていたので再び学び直そうと思う。

経済成長の要因は人口以外にもある。

 経済成長は「人口」「資本(カネ)」「イノベーション(技術)」の三要素から同程度に影響を受ける。

とあり、経済成長は人口が最大の要因だと捉えていたこっくんにとっては新鮮だった。これに関しては依然として人口を最重要だと捉えた上で移民受け入れのハードルを下げて人口の減少を抑制すべきだという考えを持ってはいるものの、人口が減るシナリオの中でいかに資本を効率よく活用して日本発のイノベーションを活発化させていくかは自分の大きなテーマでもあるので、その方策を考え続けるモチベーションにはなったかと。

現状ではイノベーションを加速化させる技術として、MicrosoftのAzureやamazonのAWSのようなクラウドの領域やホワイトカラーの単純業務を効率化させるRPAの領域に関心を持っている。これらに関しては、また追って詳しく述べたい。

株主優待の手厚さは経営者の自信のなさの裏返し

→投資家として長期的に付き合う価値があるのは、優待など一切出さない代わりに高い利益を上げて高額配当という形で株主に還元するような企業。

とりあえず、こっくんは素人同然なのでそういう細かいところはスルーしてまずは会社の成長性や配当といった基本的な部分で評価する力を養っていきたい。

政策と反対のスタンスを取ると失敗する

→GPIFのポートフォリオの多くが債券から株式に移行され多額の資金が株式市場に流れ込んでいるだけでなく、量的緩和策による円安が誘導されているような買い圧力の強い現状であえて株価が下がると見る投資が成功する確率は低い。

これも含め本書の中で一貫されていたと思うのが、市場のコンセンサスや政策的な動きのような個人ではどうすることもできないところであえて逆で攻めることの危険性であり、注意していきたいと考える。

マクロ経済のミカタ

・GDPは人口・資本・イノベーションの三要素によって決まる。

・景気は基本的に個人消費の動向に大きく左右される。

→GDPのうち約6割が個人消費(2014年時点)。

・短期的には消費と設備投資の動向を見るという観点で、長期的には国の行う経済政策が資本の蓄積やイノベーションの向上につながっているかという観点でGDPを分析するべき。

・一物一価の原則で、物価が高い国の為替は安くなり物価が安い国の為替は高くなる。

 ファンダメンタル分析のミカタ

・PBR = PER × ROE

→同じようにPBRが低い場合でも、PERが低くROEが高いケースとPERが高くROEが低いケースがあることには注意が必要。前者のケースは、割高と評価し後者のケースは割安と評価できる。

こういう基本は最低押さえていかねば、、、。

PBR(株価純資産倍率):これまでの利益の蓄積に対して市場がどう評価しているかを見る。

PER(株価収益率):今の利益が何年続くかを見る。

ROE(自己資本利益率):利益体質かどうかを見る。

テクニカル分析のミカタ

・長期的なトレンドは予測できる。 

今後の動きに関して

3時間程度で読むことができるようなボリュームでしたが、初心者であるこっくんにとっては学びがあまりに多い書籍でした。ぜひ、手に取って読まれることをお勧めします。 

さて、度々言っているように株の投資に関しては完全なる初心者です。デリバティブやインベストメントという講義などの座学は受けたものの、投資家としては完全に初心者です。

ですから、最初は自分なりの投資スタイルも何もなくひたすらインプットを続けてそのスタイルを見つけていく作業になるかと思います。

今後の流れとしては、下記のようにしていく予定です。

〈1年の目標:インプットをしつつ素人の段階であえてアウトプットすることでその道の方からのアドバイスなどを受けて早期修正を柔軟にしつつ自分のスタイルを見つける。〉

①自分の興味を持っている領域(現状だと、RPA・シェアリングエコノミーが特に)のリサーチ結果や考察の共有。

②マクロ経済の復習とその学びを生かした現状の経済への理解の共有。

③テクニカル分析の基本を学ぶ。

④ポジショントークを開始。

基本的には①から順番にやっていく予定ですが、少額でもいいから早期の段階から継続的に投資はしていこうと思っています。

その心は、昔投資ゲームをやっていた際にどこかモチベーションに欠けて勉強も疎かだったのですが、実際に自分の身銭を切って投資をするとその学びの本気度が全然違ったので、、、笑。あと、投資勘やメンタル的な耐性は頭の中で考えているだけでは身につかないことが経験からわかったので。

ぜひ、これからの動きを温かく見守ってくださるとありがたいです。

下記の記事は、ちょうど去年の今頃に書いた記事ですが参考までに。

www.cockndojo.com

では、また。