東大の二次試験の英語は文系も理系も440点中の120点という高い比率を占めている科目であり合否を大きく左右する科目と言えます。
その中でも、特に差が付きやすいと言われているのが「リスニング」であり「リスニングを制する者が東大受験を制する」という塾講師がいる程重要な分野と言えます。
そんなリスニングが大の苦手だった自分が最終的にリスニングを得点源にしていったその軌跡を惜しみなく紹介したいと思います!
東大リスニング対策
東大の英語を見たことのある人なら分かると思いますが、東大英語でだいぶ厄介なのがリスニング問題になります。
東大リスニングは30分ほどの英語を聞き続けるので英語を聞きなれていない人にとっては(こっくん自身はそうでした)大きな関門となります。
確かに大きな難関であることは間違いないですがちゃんとやりさえすれば大きな得点源になる(苦手意識を持ってる人が多いから差が付きやすい)というのが非常に大切なポイントです。
英語リスニングは「習うより慣れよ」の精神でひたすら聞きまくることが肝要かと思います。
実際に、こっくん自身も最初は15問中5問正解が関の山でしたが、ある程度英語に耳をならせていけば15問中10~12問正解はできるようになりました。
東大リスニングが得点源になった対策方法!
私は英語に慣れるために、数多くある参考書の中から「灘高キムタツの東大英語リスニング」を選びました。これは、東大のリスニングと同様の形式の問題をたくさん収録しためちゃくちゃ便利な問題集です。
リスニング関連の教材はいくらでもたくさんあるのですが、東大のリスニング問題に類似した問題はほぼないために長らく東大受験生の受験生の悩みの種は「対策のしようがない」というところでした。そんな時に救世主として現れたのがこの「灘高キムタツの東大英語リスニング」というわけです。
では、その教材をいかに活用してリスニング力をつけていったか詳しく説明していこうと思います。
〈キムタツリスニングの活用の簡単な流れ〉
①一回目はまず普通に解いて答え合わせまでする。(この際に分からない単語は辞書で調べて処理しておく…そもそも知らない単語は聞き取れるわけない)
②リスニングのスクリプトを自分なりにネイティブになりきって音読する。※この時は音声を流さない。
③リスニングの音声を流しながら、その英語と同時に音読する。重ねながら音読してイントネーションから発音までを身体に染み込ませていく。※スクリプトを読みながらでいい。
④スクリプトを読まずに。リスニングで聞こえてきた英語を自分なりに音読していく。(シャドウイングというが最初のうちはだいぶ難しいのでできなくても気にすることはない)
この流れを、最低限のルーティンとしてやって目・耳・口に英語を染み込ませていきます。
そして、重要なのが問題は一度解いて終わりではなくてある程度期間をあけた上でまた問題に挑戦するという点です。繰り返すことで英語を自分のものにしていくのです。
普段の生活で英語に触れる
当然っちゃ当然ですが、なかなか日常生活で英語を聞いたり話したりする機会はないかと思います。ですが英語は触れなくなるとすぐに力が衰えてしまう(リスニングに限らずですが、リスニングが特に顕著に衰える)ことは注意が必要です。
毎日英語を聞くというのは忙しい高校生活では簡単なことではないですが一日10分なり自分なりに無理なく設定して毎日聞くことはめちゃくちゃ効果てきめんです!
私自身は、BBCニュースを電車の移動中とかで聞き流していました。このアプリとかおすすめです。
これは一例にすぎず、何らかの形で英語を耳で聞くという習慣を付けることは何よりも対策になります。
私の場合は世界情勢を曲がりなりにも知ることができて世界の問題について考えるきっかけにもなりましたし、皆さんにも自分の教養や見識を高めることができる一石二鳥な学び方を探してもらいたいと思います。
最終調整
今まで紹介してきたことを繰り返す中で自分の成長を確認するために、東大英語のリスニング過去問を解きました。高校にある分はほぼ聞いたんじゃないかなと思います。
もちろん、この時もキムタツの教材と同じルーティンを行ってしっかり力を付けました。
東大リスニング対策まとめ
人生何事においてもそうですが、諦めたらそこで終わりです。なぜか、英語は自分には向いてない・リスニングなんてもってのほかだ、みたいに簡単に諦めてしまう人がたくさんいます。
私自身も全く英語は得意でなかったですし、海外経験もありません。そして田舎でしたから英語を話す人が街にもあまりいないような環境でした。それでも、しっかりと英語に触れ続ければ30分間英語を聞き続けることなんて別に普通になったので皆さんにも簡単にあきらめてほしくないと心から思います。
お互い頑張りましょう!
東大の英単語に関しては下記の記事で書いてるので興味があれば。
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