大学生であればレポート・論文・就活のESなど、社会人であれば企画書作成や顧客とのメール対応など、タイピング能力が備わっていると便利な場面が多々あるだろう。そのため、多くの人が「タイピングの速度を上げたい」とか「タッチタイピングができるようになりたい」と考えて、その実現のためにまず手を出すのが下記のページにあるようなタイピングゲームである。
結論から言うと、大学生がこういうタイピングゲームでタイピング能力を鍛えるのは青春の浪費だと考えている。
なぜ、タイピングゲームが時間の無駄なのか
こっくん自身、実はタイピングゲームを結構やっていた時期があった。その経験をもとに考えると、確かにホームポジション(どこに手を置けばいいのか)やどこに打ちたい文字があるかを全く把握していない状況ではタイピングゲームは役に立つと思う。というか、ホームポジションに手を置いた状態でどの指でどの文字を打つのかを最低限学ばないと先には進まないと考える。なので、こっくんは下記のようなサイトで最低限を学んだ。
問題はその次の段階である。
上記のような練習がある程度できるようになったら、
といった、キーボードが載っていないタイプのゲームをやることになるとは思うのだが、これが無駄な時間だと個人的に考えているのだ。ゲームとして楽しむ分には一向に構わないと思うのだが、純粋にタイピング能力をつけたいという目的なのであれば他の方法をとるべきだと考えている。 それは、日常の中でタイピングの習慣をつけることである。
普段の生活でタイピングを鍛えていくべし
上記で述べたように、普段からPCのタイピングをやるように心がけていくことが最も効率が良いかつ持続的に学び続けることができるのではないかと考えている。こっくんのケースでは、大学の講義のメモやLINEの連絡などを基本的にPCでやるようにしてから一気にタイピングの速度と正確さが増した。また、メディアを運営する会社に所属してたくさんのコンテンツを早いスピードで書き上げないといけない環境に身を置いたり、サークルや会社でのミーティングの議事録を積極的にとったりすることで自然とタイピング能力を向上することができた。この方法は人それぞれだと思うが、タイピングをすることが自己目的化しないように、日常の中でタイピングをやらざるを得ない状況を作って鍛えていくことが一番効率的だと思うのだ。
さらにこの方法は効率的という側面に加えて、三日坊主になりにくいという点がおすすめしたいと思う理由である。世の中に数え切れないほどたくさんのタイピングゲームが存在して、ユーザーを飽きさせないように様々な趣向が凝らされているが、こっくんは必ず数日間で飽きてしまった。感じ方は個人差があると思うが、飽きるだけでなく生産性のない時間に辟易してしまうタイプもタイピングゲームはおすすめできないだろう。
もし心当たりのある人は、PCを持っている時にLINEの連絡をするときには、スマホアプリではなくPCアプリを使ってみることからぜひタイピングライフを始めてみてはいかがだろうか。
とりあえず、タイピングゲームをやってみて向き不向きを見てから切り替えても全然構わないのでぜひトライしてみてみることをおすすめしたい。
まとめ
言うまでもなくタイピングを早く打つことは、目的のための手段である。「会議資料・議事録・レポート・企画書等の作成スピードを早くすることで生産性をあげる」という目的のためのアプローチの1つとして、タイピング速度という観点に注目しているだけの話なのだ。
そのことを意識して、タイピングと向き合ってみるといいことがあるかもしれない。
ファイトです!
では。